フォレストコラム

当社が取り扱うイタリアDOCMA社のVF80とVF105はいわゆるキャプスタンウインチと呼ばれるロープウインチです。

これは、つづみ型の回転ドラムに繊維ロープを数回巻き付け、ロープと回転ドラムとの間に生じる摩擦を利用し、張力を発生させるものです。 ワイヤーロープには適さず、繊維ロープのみで使用出来ます。 ロープの長さに依存しないため、本来林業用に開発されたウインチなのですが、２００メートルや３００メートルの高性能ロープを使って、鉄塔建設や架線工事に使われるケースが多くあります。工夫次第で使い方は色々です。

このDOCMAウインチは、ロープによるアクセル操作とアイドリング時の自動ブレーキなど一人作業での使い勝手を追求しています。ロープを緩めたいときは、アクセルレバーを手で戻すことで、簡単にリリース出来ます。

柔らかくて軽い繊維ロープを使うため、軍手などの簡易手袋での作業も可能となり、作業性は非常によいものとなっております。 ロープの回収と収納用に専用のザックバックをご用意しており、トータルで作業負担の軽減と時間の節約をお手伝いします。