フォレストコラム
林業へ携わるすべての方へ。林業における日本の現状や先進国の状況等お伝えいたします。
レンタカーでドイツからフランスへ日帰り弾丸ドライブ
フランクフルトに5日間滞在する中で、メインの目的はMESSEで開催されているISHの視察なのですが、しっかり収穫を得たので予備日を観光に当てました。
レンタカーでフランクフルトからかの有名なアウトバーンをかっ飛ばし、ライン川を超えてフランスのアルザス地方までの日帰りドライブです。
途中、次回の出張で訪問予定のオルスバーグ近郊を通るので、その下見を兼ねています。
目的地は、フランスアルザス地方の中心地コルマールです。
フランクフルトから約300km、仙台から東京へ行くぐらいの距離感ですが、所要時間は3時間半ぐらいでした。朝ごはんをフランクフルトのホテルで食べて、コルマールで昼ごはんという感じです。
初めてアウトバーンを運転したのですが、とにかくハイスピードです。
イタリアもフランスも日本より平均的な運転スピードがかなり速いですが、アウトバーンは別次元ですし走行マナーもかなり違います。
アウトバーンは、ドイツ国内を網羅する言わずと知れた制限速度無制限のフリーウェイ(無料高速道路)です。
アウトバーンの走行車線(通常3車線中、真ん中の車線)の通常走行速度は、条件が良いところだと時速150キロに達します。追い越し車線ではありません。その左側の追い越し車線を、それよりもかなり速い速度で次々と抜き去っていきます。都市部に近づくと車線が5車線以上になったり、制限速度が110キロぐらいに規制がかかりますが、いざ郊外になるとほぼ3車線になり、速度無制限区間が始まります。
イタリアやフランスの高速道路が制限速度130キロなので、アウトバーンに比べるとかなり穏やかです。ただ、アウトバーンで感心したのは、その走行マナーです。どんなに飛ばして追い越し車線を走っていても、抜き去って前が空くと必ず真ん中の走行車線に戻ります。そして、後ろが来ないのを確認するとまた追い越し車線に戻り、凄まじいスピードで消えていきます。たまに時速200キロ以上の車があっという間に駆け抜けていくのを邪魔しないためだと思います。
日本と違い、チョット車間距離のない状態で割り込んできても、クラクションを鳴らしたり怒ったりする光景はありません。それは当たり前のことなのでしょう。
とにかくアクセルべた踏みで少燃費運転ではないですね。
ドイツとフランスは同じEUのなので、国境検問はありません。
ライン川の橋の上が国境なのですが、何事もなくフランスのストラスブールに入ってしまします。
アウトバーンの看板にパリ方面の文字を見つけたときは、ヨーロッパの大地を感じました。
フランスに入りストラスブールを通過し、目的のコルマールはすぐです。
アルザス地方というと山岳地帯を想像していたのですが、意外に平坦な丘陵地帯でした。
のどかな田園と美しい村々が点在する地方です。
ライン川にほど近く、豊かな恵みがあるのでしょう。
帰り道、美しい村リボヴィレにも立ち寄りました。
コルマールからクルマで15分ほどです。
小さなかわいいホテルが立ち並び、有名なワイナリーがある村です。
そのワインが美味しくて安い。
是非オススメしたいところです。
フランクフルトへついたのは、夕闇の中8時過ぎでした。
内容盛りだくさんの弾丸ドライブとなりました。