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フォレストコラム

林業へ携わるすべての方へ。林業における日本の現状や先進国の状況等お伝えいたします。

これって、薪ストーブの王様?

これって、薪ストーブの王様? 「メイソンリー・ヒーター Masonry Heater」というものらしい。 花巻市大迫町で行われた林業イベントの夕食会で同席した方たちと、薪ストーブの話で盛り上がった。 お話を聞いていると、その中の地元在住のお二人が石で出来たストーブを使っているらしい。 通常、薪ストーブは鉄製のものが普通で、石製のものもあるが形は鉄製の薪ストーブとあまり変わらない。しかし薪の年間使用量が私の認識の半分以下の話をしているので、どうも引っ掛かり、お一人の方に見せてほしいとお願いした。
メイソンリー・ヒーター
翌日、「馬搬見学会」終了後、一緒にお宅に寄らせてもらった。 にこやかな奥さんに出迎えられリビングに通されると、そこには見たこともない大きさの石製の薪ストーブが鎮座していました。 昨晩火を入れたっきりというが、翌日の昼だというのにまだ温かい。 煙突部分と合わせてその重さは、何と3トン以上あるという。 これはすごい。 さすが極寒のフィンランド人が考える暖房器具だ。盛岡市に輸入販売店があり、16年前に220万円かったということでした。勿論、このメイソンリー・ヒーターを中心に家を設計し、あまりの重さに、床の上ではなく、地面からコンクリートで基礎を作ってその上に乗せているそうです。 是非使ってみたい、そんな夢のストーブです。
メイソンリー・ヒーター
メイソンリー・ヒーター